リケジョ@北海道のブログ

北海道の理系女子が研究留学就活について語ります。

研究留学の為のアメリカJ1ビザ取得~その1:書類作成編~

私は6か月間アメリカの大学の研究室に所属して実験をするので、J1ビザを取得しなければいけませんでした。

英語も大して出来ない私が試行錯誤して書類を作り、面接を受けてビザを取得するまでの道のりを書こうと思います。

 

J1ビザ取得までの大まかな流れ

1. 所属予定の大学にDS2019という書類を作ってもらうための書類を作って提出

2. 許可署名が入ったDS2019が郵送で送られてくる時間がかかるので気長に待つ

3. 日本のアメリカ大使館のビザ面接予約を取るこれが結構大変

4. 大使館に行って面接を受けるパスポートを預けるので注意!

5. 郵送でビザが付いたパスポートが送られてくるわーい(*´▽`*)

 

 本題に入る前に

ここに書くのは私が2016年現在、アメリカの特定1つの大学に留学するために行ったことです。人によって違うことも多いと思います。

なので、一番大事なのは一人で抱え込まず、受け入れ先や所属している研究室の先生や英語が得意な人に相談をすることです。取得までに2.3.5.のステップで結構時間がかかります。つまずいたらすぐに質問することをお勧めします!

 

受け入れ先機関に送る書類の作製(2016年3月)

今回は1.の所属予定大学に送る書類作成についてです。

基本的には大学HPに必要書類とその説明が書いてあると思います。大学名を検索して大学HPのTOPに行き、右上の検索窓に「J VISA」とか「DS2019」、「Exchange Visitor」とか入れるとrequireとかInformationとか書いてあるページにたどり着けるはずです。

 

私の場合必要だった書類を以下に書きます。

・Request for a DS-2019(DS2019作成の為の書類)

ビザ申請に必要なDS2019を受け入れ先に作ってもらうための書類。生年月日や出生地などを記入した。

・Invitation letter(招待状)

受け入れ先の教授に作ってもらう。留学中に行うことや財源や保険が十分であることなどを書いてもらい留学するのにふさわしいことの証明をしてもらう。

・Verification of funding(財源証明)

要件(大学HPに書いてあるはず)を満たす金額を証明する必要がある。私の場合、トビタテ!留学JAPAN という奨学金プログラムでまかなえたので、大学事務にお願いし、英語で奨学金受給証明書を作成してもらい提出した。奨学金だけで賄えない場合は銀行口座の英文証明が必要。(親の口座も可。銀行に行けば発行してもらえる)

・Verification of English proficiency

TOEICなどの英語試験の成績証明書。一定以上の点数が必要だが(これも大学HPに書いてあるはず)、足りない場合ビデオインタビューを受ければ問題ないらしい。これが一般的かは分からないしインタビュー答えられない問題が発生する気が(・ω・)

・CV or resume(履歴書)

ネットでサンプルを調べても結局何を書けばいいかよくわからなかったが(日本と違い形式が自由っぽい)、私は所属と学歴(大学と大学院在学)とTA歴を書いただけのものを提出して許可されました。

・Copy of passport(パスポートのコピー)

写真やIDが載っているページをコピー。

・Additional forms(その他)

私は大学HPにT/IPPフォームなるものが必要と書いてあったが、教授に確認したところ必要なかった。

(・保険の加入証明書?)

これは必要かどうかよくわからず、結局提出しました(保険会社に英語・ドル表記で作ってもらったもの)。海外留学する際の保険については別記事にまとめる予定です。

 

これらの書類を教授または大学事務に送って(PDF形式でメールに添付した)、大学の許可が下りればDS2019書類を作成してくれて晴れてビザ面接予約をすることが出来ます。

 

アメリカビザ面接予約についてはこちらの記事に↓

研究留学の為のアメリカJ1ビザ取得~その2:面接予約編~ - リケジョ@北海道のブログ